4周年。
11月8日は開業日。
周年の捉え方は、同じくお店をしている人たちでも全然違うようだけど、私は「区切り」のように捉えており、これまでの事とこれからの事を一旦整理する日のように感じている。

4年目を振り返り、なによりも印象深いのは「人」との繋がりかなと思う。
お客さんが転勤や転職で金沢を離れていくこともあったが、中には数年ぶりに再会できる方々もいた。
同じように、一緒に働いてくれた仲間たちはそれぞれの夢に向かって巣立ち、新しい仲間たちが加わった。
これらの出会いや別れ、再会はどれも素晴らしい瞬間だった。
もちろん、別れはつらく寂しい瞬間でもあったが、4年間同じ場所でお店をしていることで、再会があの時のつらさを吹き飛ばすほどの喜びとなることが分かった。
自分を理解してくれていたスタッフが辞めるのはつらい。しかし、新しい場所で頑張っている姿や気晴らしにジェラートを食べに来て、色々な話を聞かせてくれることが幸せだと感じた。
新しく入ってくれたスタッフが、慣れないながらも力になってくれることやいつも笑顔で楽しそうに働いてくれる姿を見ていて、有難いなと思うことが増えた。

お店を営む中で、一期一会の素晴らしさは感じている。
しかし長く続ける中で、新たなつながりや深い関係も築けるかもしれないと気がついた。
改めて思うことは、こうやって周っていくことが嬉しいし楽しいんだなと思う。
5年目もひたむきにジェラートを作っていこうと思う。
一年後、自分が何を思っているかを楽しみにしながら…

やさしさに包まれたなら 目に映るすべてのことはメッセージ
(引用:やさしさに包まれたならbyユーミンさん)